ツキノオモイデ
いつもの場所から見るお月様が好きだった
この天窓はいつも違う絵を描いてくれた
差し伸べれば届きそうな宇宙に
明日の夢を散りばめた
上手くいかない現実に
手を握った
振り返ればいつも傍にいてくれた人が
あたりまえにあったこの場所が
手を振り遠ざかっていく
まだ言えないさよならを
唇噛んで耐える貴方の姿を
私は思い違いをしていた
かける言葉を捜したけど見つからない
同じ気持ちの私達を
この天窓の宇宙から
今日もまだ見つめていてくれるんだね
決めた別れを 泣きそうな空を
いつもあった風景を
この胸に忘れずにしまう
形は変わってもずっと傍にいる
私が忘れない限り 貴方が忘れない限り
ここにいる
ねぇ。空を見上げてごらん
今見た景色は嘘をつかないから
眩いばかりに輝いて
今日の一言☆
以前演じたある役と今のあたしで 詩を書いてみたょ。