煙が目にしみる。

葬儀場にて。


なかなか更新せずごめんなさい。
みっちょり。です。
ご心配をお掛けしています。

まだ鹿児島にいます。
来週には帰ります。
元気ですよ(´Д`*)


6日に父方の祖母がくも膜下出血
亡くなりました。
享年78才。
祖父を先に逝かせてから
自分がと言っていたそう。
なのにおじいちゃんより
先に逝ってしまいました。

亡くなったのがあまりに突然で
わけもわからないまま
帰ってきて。
そのままお通夜。お葬式。


棺に入ったおばあちゃんは綺麗な顔してて
苦しんだような表情もなく
少し笑ってるような気さえして。

でも何度見ても
おばあちゃんじゃないような。
似てるお人形さんが
横たわってるような感じ。

おばあちゃんが何処からか
ひょいと出てきそうな
そんな感じ。

おばあちゃんに
なんて言葉をかけてあげたらいいのか
わからなかった。


今でも
実感が沸かなくて
いまいち誰のお葬式だったのかピンとこない。


だけど
沢山の参列して下さった方が泣いているのをみて
あぁ。夢じゃなくて
現実なんだと感じ
胸がキュウっとなり
涙が溢れました。


私よりも先にきていた弟。
泣いた様子も無かったし
しっかり手伝いをしている姿をみて
大人になったんだな。
と思い感心しました。
そんな彼も火葬する時は
涙を拭う事なく
泣いていました。


母は亡くなる数時間前まで
面倒をみていたのもあって
声をあげて泣いていました。

その姿に私も涙が
止まらなかったけれど
こんな時こそ
しっかりしなければ。
そんな思いにかられました。

父は、喪主の祖父に代わり
色々と動き回っていました。
葬式で参列者の皆様に
挨拶をした時のこと。

考えた文章を書いた紙を手に、
ぎこちないけれど
しっかりと言葉が届くように
ゆっくり読みあげる姿に
なんだかとても切なくなりました。


おじいちゃんも
亡くなった事をわかってるんだろうけど
ピンときてないのか
泣いた様子はなく
逆に心配になります。


おばあちゃんが亡くなって
当たり前の事だけど
とても悲しかった。
でもその事実だけでは
嘘のようで
私にそれが
現実に起こっている事だと、
おばあちゃんは
二度と帰らない人になってしまったと
少しずつ実感を与えていったのは
家族や葬儀に来て下さった方々の姿でした。


皆もそうなんだろうな。
まだ生きてる気がする。
一年以上
会ってなかったな。
こんなに早く逝くなんて。
まだ孝行してないよ。
母の日のプレゼントだって
考えてたのにさ。

そんな風に
思い続ける毎日です。

別れは突然やってくる。
だから絶対に後悔は
してしまうから
それを減らす為に
毎日を一生懸命
生きなきゃ。


そうこの前blogに
書いたばかりだった。
なぜか別れの事に
敏感になっていたのは
もしかすると
虫の知らせだったのかも
しれない。


おばあちゃんのお葬式は
雲一つない真っ青な空の下
沢山の緑とお花と
おばあちゃんを
愛していた人達に囲まれて
過ぎていきました。


遠くから祈ってくれた友達も
ありがとう。


おばあちゃん今までずっと
ありがとう。


美紀の舞台やテレビを
楽しみにしてたのに
鹿児島にはなかなか
届けてあげれなかったね。
ごめんね。


でもきっと
鹿児島にも届くように
頑張るから
青い青い空から
見守っててね。


大好きなおばあちゃんへ。
ほんとにほんとに
ありがとう。